Visual Studio Codeの設定をバックアップして同期する Settings Sync
少し前までエディタはAtomを使っていたが、いい加減重いのにうんざりしたので軽量高速と話題の Visual Studio Code(VSCode)というエディタに乗り換えた。なるほどいい感じではある。特にデフォルトでターミナルがついていたり(windowsはコマンドプロンプトではなくpower shellというところもいい)、日本語が使えたり、gitに対応していたりと、必要最小限の構成がインストール直後から利用できるのはありがたい。もちろん拡張を導入することもできる。
sublimeやAtomは最小限すぎて環境構築が色々と必要になることが多い上に、sublimeは設定が比較的煩雑、Atomは拡張によっては不安定だったりしてよく落ちる。現在のところで言えば自由度とか拡張性はこれらに劣るのかもしれないが、これから発展していくポテンシャルは十分に秘めていると思う。少なくともデフォルトで十分に使える上に高速というのは他にないメリットだと思う。vim? emacs? 知らない子ですね。
VSCodeでの設定は⌘(ctl)+,
で開くsettings.json
にすべての設定を書いていく。デフォルト値から変更したいものだけ追加していく形である。この設定ファイルや導入済みの拡張機能の情報をバックアップし、他の端末などで共有する便利な拡張Setting Syncがあるので、その使い方をメモしておく。
ここに画像付きで手順が書いてる。
手順
Settings Sync インストール
拡張機能の検索窓からインストールするだけ。
Githubアカウントの取得
下のサイトでsign upするだけ。
https://github.com/
gist作成
Githubにサインインしたら以下のリンクからgistを作成する。
https://github.com/settings/tokens
右上のほうにある「Generate new token」をクリックする。token description は適当な名前で。gistを選択して作成すると、personal access tokenという文字列が生成されるのでコピーしておく。
VSCodeからアップロード、ダウンロード
VSCodeを立ち上げ、Shift + Alt + U
で設定をアップロードできる。初回にアップロードするとgist tokenを求められるので、先ほどコピーした文字列を入力してEnterを押す。
デフォルトでは以下のファイルがアップロードされる。
cloudSettings
Settings Sync 自体のversionと、最終アップロード日を記したテキストextensions.json
インストール済みの拡張が記してあるファイルkeybindings.json
,keybindingsMac.json
キーバインド関係settings.json
エディタ自体や拡張に関する設定ファイル
インストール済みの拡張の情報もアップロードされるため、他の端末でVSCodeをインストールしてもすぐに同じ環境を構築できる。
ダウンロードは Shift + Alt + D
でできる。今度はgist IDを求められるので、自分のgistのページからIDを確認しておく。gistのurlを開くと http://gist.github.com/<User name>/<gist ID>
という風になってるので、コピペしてやると各種設定ファイルのダウンロードが始まる。もちろん拡張機能も自動でインストールされる。
ダウンロードが済んだら一度VSCodeを再起動することで、拡張機能がアクティベートされる。
追加あれこれ
普通に使う分には以上で問題ないが、追加であれこれ設定できる。 エディタ起動時自動ダウンロードとか、アップロードするファイル指定とか。詳しくはこことかここに書いてる。